勉強が続かない原因
私は学生の頃、本当にバカでプライドだけはいっちょ前に持っている人間でした。
そして、勉強すら継続することができないから試験で合格しないし、記憶にも定着しない。
挙げ句の果てには、参考書や問題集のせいにするような感じでした…笑
努力とかそういった以前の問題だったと今では感じています。
そんな勉強が続かない私が簿記の勉強を継続するために、
これまでなぜ?勉強を継続できなかったのかについて様々な本などを読んで、わかった原因を解説します。
原因1:目標が高すぎる
「目標が高すぎる」これが1番の原因ではないかと言っても良いくらいです。
学生の頃は、
- 「英単語を今日から30語毎日やるぞ!」
→次の日にはめんどくさくなる - 「英単語を今日から1ページやるぞ!」
→1ページ開くことすらしなくなる - 「問題集を毎日2ページやれば1ヶ月で終わるから今日からやる!」
→目標だけで終了 - 「腹筋を今日から毎日30回する!」
→3日坊主で終了 - 「毎日朝5時に起きて勉強する」
→1日だけできるが、2日目には起きれなくていつも通りになる
など今までまともにやって来なかったのに大きな目標を立てしまいます。
その結果、次の日は疲れてできずに「なんて自分は勉強ができないんだろう」と言う
負のループに突入してしまいます。
私はこの負のループを何百回や何千回と経験してきました。(笑)
もちろん、全て私が立てた目標であり、1度も達成できたことはありません。
原因2:自分のモチベーションを頼りにしすぎ
そんな私でも色々な話を聞いてモチベーションが上がり勉強を頑張れた時もあります。
しかし、そんなモチベーションが長続きするわけはありません。
次の日には彼女とケンカしたり、学校で嫌なことがあり、モチベーションはだだ下がりしてしまいます。
むしろモチベーションなんてそもそも無かったんじゃないかと思うくらいです。(笑)
よく、「努力は報われる」とか「夢は願いが強いほど叶う」とかそう言った耳ざわりの良い言葉を聞いたり、
そのような歌詞の音楽も聞いていました。
でもそんなことは冷静に考えれば、ありません。
「努力は裏切る」し、「夢は叶う人もいればそうでない人もいる」が正しいです。
そんな言葉などでモチベーションを上げてもそんなものはすぐに無くなります。
だからこそ自分のモチベーションを頼りにすると勉強が続きません。
原因3:色々なものに手を出しすぎ
これは私だけの原因かもしれませんが、学生の頃1つも問題集や参考書を徹底的にこなしたことがありません。
それは、勉強が身に付かない理由を自分のせいではなく、問題集や参考書のせいにしていたからです。
そのため、模試などでできなかった時はよく本屋に立ち寄っていました。
今ではバカだったなーと思い返しますが…
1つの参考書や問題集を完璧にできていないのに他のものを買ってもできるわけがないと言うのを冷静に考えればわかることなのですが…
勉強を続けることができた方法
ここまで自分の勉強ができない原因を確認したところ、今度は勉強できた方法を説明していきます。
先ほど述べた原因の対策をしたら良いだけなのですが、具体的にどのようにしたのかを解説します。
毎日の目標を限りなく低く設定する
毎日の目標を本当に限りなく低く設定しました。
簿記3級の勉強で言えば、
- 仕訳問題を毎日1問だけ解く
- 講義は毎日1分だけでも良いから聞く
この2つを徹底しました。
これくらいであれば、いくら仕事で疲れて帰ってきてもほんの数分で終わることができるからです。
「そんな小さな目標が意味ないじゃん」って思う方もいるかもしれませんが、
「そんな小さな目標を達成できないようなら大きな目標すら達成できない」と言いたいです。
私も当時は大きな目標ばかり見ていました。
それは富士山に登りたいと思っているのに、山を登る練習をしていない状況です。
むしろ行き方すら調べていない状況かもしれません。(笑)
この目標の注意事項としては、
「必ず自分がどれだけ疲れても忙しくてもできる最低限の目標にすること」です。
自分に期待せずに、自分を低く見積もって目標を立てることが大切です。
原因の項目で挙げた対策を例に出すと、
- 「英単語を今日から30語毎日やるぞ!」
→「英単語を今日から毎日1語覚える!」 - 「腹筋を毎日30回する」
→「腹筋を毎日1回だけする」 - 「明日から毎日5時に起きる」
→「明日から今日より5分だけ早く起きるぞ」
など言った小さな目標にすることが大切です。
自分のモチベーションに頼らない
小さな目標を立てることにもつながるのですが、モチベーションって続かないんですよね…
そんなモチベーションに頼らない方法として、強制的に勉強する習慣にする方法です。
私の場合は、夜寝る前に机の上に簿記の問題集を開いてから寝ていました。
あとは朝の行動を習慣化させました。
- 朝起きて、歯磨きをして水を飲む
- 机に行って本やスマホを触る(ソファには座らない)
- 机に簿記の問題集があるから、「なんとなく問題解くか」と言う感じになる
つまり言いたいのは、なんとなくで良いから常に勉強できる環境にいくことを習慣化させることが大切です。
これだとモチベーションなんて関係ありません。
ただ、淡々と勉強することになりますし、もし朝まだ眠くても目標が低いので、
「1問だけ解くか」と言う気分になります。
1問解くともう少しやってみるかとなるので、必然的に問題集が進むようになり、勉強も続いていきます。
初めに決めた問題集を徹底的にする
初めに購入した問題集はよっぽどのことがない限り(そんなことは想像できませんが)その問題集を何度もやってください。
これはこれまで何度も失敗して負のループに入ってきた私が伝えたいことです。
他のものに目移りすることもありますが、目移りしても結局同じことになります。
そのため、初めに購入する問題集などは自分で真剣に考えて買ってください。
ちなみに、私はクレアールという通信講座の問題集をひたすら解きました。
合格までの2ヶ月の間に3周以上は行い、よく間違えるところはそれ以上やりました。
このクレアールのよかった点は、
- 講師が本当に初心者のための話し方をゆっくりしてくれる
- 問題集が見開きで「左が問題」「右が解答」ですぐに答えを確認できる
- テキストの問題も本番を想定されて作られている
ただ、人には合うor合わないがあると思います。
資料は無料で請求できるので、一度自分の目で確かめてください。
通信講座の中では、かなり安く内容も充実しています。
下記リンク貼っておきますので、一度自分の目で確認してください。
クレアール簿記検定講座<無料>資料請求はこちらから実践した感想
学生の頃には何度も何度も勉強方法で失敗し、
負のループに入りすぎた私が2ヶ月という短期間合格できたので嬉しい瞬間であり、最高の経験でした。
特に今まで勉強が継続できなかった人が実践するとより最高の経験になると思います。
私と同じように勉強で失敗してきた方は一度実践してください。
最高の経験が待っています。(言い過ぎかもしれませんが…笑)
世の中には耳ざわりの良い言葉やフレーズがたくさんあって、誘惑も多いです。
でも結局は継続することが1番です。
私と同じ経験や、同じ悩みの解決になれば本当に嬉しいです。
学生の頃の私にも本当に伝えたいことです。
読んで頂き、ありがとうございます。
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