【簿記3級】ネット試験の仕訳問題はメモ用紙を使うな!その真意とは!?

簿記3級/ネット試験



簿記3級ネット試験の仕訳問題

ネット試験のおさらい

ネット試験ではメモ用紙とペンを渡されるが、

解答する時にはパソコンのマウスで解答欄にカーソルを持っていき、

キーボードにて解答する金額や勘定科目を入力したり選択したりします。

そのため、統一試験(紙ベースの試験)と比べて動作が増えます。

また、解答する際に使用するものが

  • 電卓
  • メモ用紙とペン
  • マウス
  • キーボード

とかなり多くなり、目線も上下させるので、ミスが多くなる可能性があります

そのため、いかに1つ1つの動作を少なくするかが大切になります。

出題範囲

  • 簿記3級の試験範囲の全般の仕訳問題が15題
  • 第1問の配点は45点
  • かなり基本的な問題も出る(受けた印象は3問はかなりの基本問題)

【対策】問題を見て解答をイメージする

読んで字のごとくです。

問題を見て頭の中で解答をイメージ(頭の中で仕訳をする)して、

その答えを入力すると言うやり方です。

具体的な方法

  1. パソコン画面を見てマウスを使ってカーソルを持っていく
  2. 仕訳で使用する勘定が科目がわかった時点で、解答に入力もしくは選択する
    注)問題を読むのが途中でも同様です。
  3. 解答する金額が問題を見てわかれば入力
  4. 残った項目は計算して入力していく
    注)電卓での計算が必要な場合には使用すること

つまり、基本的にパソコン上で問題を解答すると言うことです。

メモ用紙や電卓はあくまで最後に使用するもの位置付けることが大切です。

これだけでかなり時間を削減することが可能です。

例題

では、実際に例題で見て見ましょう。

<例題1>
商品¥200,000を仕入れ、代金は掛けとした
この場合の解き方としては、
  1. 「商品¥200,000を仕入れ」を読んだ時点
    →借方の勘定科目:仕入 /借方の金額欄:200,000 を入力
  2. 「代金は掛けとした」を読んだ時点
    →仕入れの掛けなので、勘定科目は「買掛金」となる
    貸方の勘定科目:買掛金 /借方の金額欄:200,000 を入力

もしくは、問題文が短く、金額が1つしかない場合には、

先に借方と貸方の金額欄に「200,000」と入力する方法でも大丈夫です。

<例題1の解答>
(借)仕入  200,000  (貸)買掛金  200,000

 
<例題2>本日決算日。期首に取得した建物(取得原価:¥1,000,000 耐用年数:10年 残存価額:ゼロ)、定額法で減価償却を行う。
この場合の解き方としては、
  1. 全ての問題文を読んだ時点
    →「借方の勘定科目:減価償却費」「貸方の勘定科目:建物減価償却費累計額
    がくることがわかるので、各科目を解答欄に入力もしくは選択する
  2. 金額を計算する。
    取得原価:1,000,000/耐用年数:10=100,000
  3. 計算金額を金額欄に入力する
<例題2の解答>
(借)減価償却費  100,000  (貸)減価償却累計額  100,000

このやり方の習得方法は?

「ひたすら問題を解く」以上!!

ってなるのですが、どう言うことか説明します。

問題を何度も解いていくと、この問題文でこの用語が出てきたら、

勘定科目と借方と貸方どちらになるかが分かってきます。

普段の問題は紙に書いて解くので、ついメモ用紙に書いてしまいそうですが、

一旦頭で勘定科目と金額の解答を頭でイメージしながら解くと

やりやすくなります。

一度試してみてください。

まとめ

どうやってこのやり方にたどり着いたかと言いますと、

試験をしながら途中で思いつきました。(笑)

メモ用紙に書いていると時間を奪われるので、解答がわかるものはそのまま

入力した方が早いと気づいたからです。

試験受ける前からわかっていれば、もっと余裕を持って問題を解くことができた

かもしれません。

これからネット試験を受ける方に参考になればと思い、記事を書きました。

参考になれば嬉しいです。

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